介護バイトとは？働き方ややりがいを解説！

公開日:2023/08/15　　

この記事では、介護バイトの内容や魅力、働き方ややりがいを解説します。未経験の方にとって介護バイトのイメージは、キツイ、ブラックな感じがするなど、ネガティブなものも少なくないでしょう。ですが、やりがいのある魅力的な仕事です。実際の業務内容や、キャリアについても詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

介護バイトの魅力とやりがい
介護バイトの業務内容と求められるスキル
介護バイトのキャリアパスと将来への展望
まとめ

介護バイトの魅力とやりがい

介護バイトの魅力は、未経験・無資格でも働きながらステップアップができ、社会貢献が出来るところです。自分の行ったケアで、直接利用者から温かい言葉を頂く場面に多く遭遇します。人のために役に立っているという喜びを感じられます。

高校生を募集する施設も増えているのが現状です。学生アルバイトとして、介護施設(グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、老人保健施設など)や事業所（訪問介護事業所、デイサービスなど）で働けるところが増えています。

介護資格は持っていなくても、行える業務が多くあります。職員のサポートも出来ますので、身近に業務内容を感じられます。介護バイトの魅力は何と言っても、自分が介入したケアに対して感謝の言葉を頂けることでしょう。アルバイトですが人の命や尊厳にかかわる大切な仕事です。「生きる・人間の尊厳」といった、利用者の人生を深く知り、寄り添う真摯な姿勢が求められます。

現場経験の長いスタッフから指導を受けられるので、安心してチャレンジしてください。看取り対応の施設では、利用者の最期にも立ち会います。日々の介護の中で利用者が望む事や好き嫌いを知りケアし、家族にフィードバックするといった役割も介護職が担い、納得した最期を迎える支援を近くで体験できるのも介護の醍醐味でしょう。

介護バイトの業務内容と求められるスキル

介護バイトの業務内容は、利用者の身体介助と生活介助です。身体介助は、食事や入浴排泄などを介助します。生活介助は、掃除や洗濯、買い物など日常生活に直結する介助です。

利用者の介護度によって介助内容は異なり、部分的な介助と、全介助といって全て介助者が行う場合もあります。介入できる業務内容は職場によって定められており、アルバイト指導係の指示に従って業務が振り分けられます。介入が難しい方や、責任ある重要な仕事は職員が中心に取り組むところが多いでしょう。

求められるスキルは、コミュニケーション能力です。利用者に快適に過ごしてもらうために必要なスキルです。コミュニケーション能力と聞くと、言葉数が多い方が良いのではないか、あまり得意ではないと感じる方もいるでしょう。

コミュニケーションの中でとくに介護バイトで必要とされるスキルは、利用者の話に傾聴する、相手の考えや気持ちに共感する、自分の考えや気持ちを分かりやすく伝えることが大切です。つまり、言葉の巧みさよりも利用者との向き合い方が重要なのです。介護スキルについては日々の業務の中で習得していけば問題はありません。

つぎに、勤務時間についてです。シフト勤務で勤務時間も相談しやすいところが多くプライベートと両立しやすいと言われています。日中勤務が難しい方も、施設なら夜勤業務も可能です。夜勤専従という働き方もあり夕方から翌日朝までの勤務帯があります。時給も夜勤手当がつくので、日勤よりも時給が高いのがポイントです。

介護バイトのキャリアパスと将来への展望

介護バイトで介護の楽しさややりがいを感じられたら、より専門的に学ぶ機会を持ち資格試験に挑戦する人もいます。未経験・無資格で始めても経験を積んで資格取得し社員登用も目指せるため将来性のあるアルバイトです。事業所や施設資格取得支援制度を設けているところもあるので介護のプロを目指せます。

介護職にはさまざまな資格がありますが、介護職員初任者研修なら介護に必要な基本知識を習得できます。厚生労働省が認定している公的資格で、数ある介護資格の中でも最初のステップとなる資格と言われており、専門機関に通学、もしくは、通学と通信を組み合わせて130時間の口座と演習を受講します。

資格取得するメリットは、時給アップや転職に有利になることです。介護士としてキャリアを重ね、資格試験条件を満たすと、介護福祉士や介護支援専門員など別の資格取得も可能です。知識を深め専門的に関われば、利用者の変化に気づき、個別性に応じたケアが可能になります。人生を支える責任ある仕事ですが、利用者と一緒に泣いたり笑ったりと豊かな時間がやりがいに繋がります。