介護の副業はできる? 心にやさしさを持ちながら収入を得るチャンス!

公開日:2023/09/15  

最近は政府が副業を推進していることもあり、副業を考える介護職員が増えています。しかし副業は大きなメリットがある反面、注意点も多いです。そこで今回の記事では、副業のメリットと本業とのバランスの取り方についてと、副業の種類・注意点について解説していきます。

介護の副業のメリットとバランスの取り方

介護職員が副業をすることには、次のようなメリットがあります。まず給与以外にも収入が得られることです。これによって経済的余裕が生まれ、心にゆとりができます。

また副業に取り組むことで、今まで持っていなかったスキルの獲得ができ将来のキャリアアップを図ることができます。さらに新しい人との交流が増えることで、コミュニケーションスキルの工場や自己成長に加えて、自分が想像もしていなかった良いキャリアに繋がることも珍しくありません。その他、副業の経験が本業に活かされて、これまで以上に本業で結果を残すことができるようになる人もいます。

しかし、副業にはいくつかの注意点があります。例えば、介護職員の仕事は、エネルギーや手間が必要であったり、時間の縛りがあったりと、本業とのバランスを取ることが難しいことです。そして本業に支障をきたして、法律・契約などによっては副業が制限もしくは禁止される場合もあります。

加えて、本業の勤務先が就労規則上、副業を禁止している場合もあるので注意が必要です。そうならないために、本業と副業に取り組むに当たって次のようなバランスの取り方をしましょう。

スケジュール管理

両方の仕事のスケジュールを立てて、時間を効果的に管理することが必要です。定期的なカレンダーやタスクリストを活用して、両方の仕事に穴を開けてしまわないよう、適切な時間を割り当てましょう。

優先順位の設定

本業と副業の優先順位を明確にし、重要な仕事に集中します。 とくに、本業が主要な収入源である場合は、その仕事に優先順位を置くことが重要です。

休息とリラックス

介護は長時間の労働になりやすいため、休息時間を確保しましょう。疲れたまま仕事に取り組むとミスが増えてしまうため、雇い主から副業を禁止されることも珍しくありません。

健康的なライフスタイル

健康的な食事、運動、十分な睡眠を心がけることで、体力と精神的なバランスを守ることが重要です。 健康状態が良好であれば、両方の業務に対する能力も向上します。

介護副業の選択肢と活用方法

現在、政府が副業を推進していることもあり、一般の人向けの副業は多数あります。副業には向き不向きがあるものの、介護職員としての専門性を活かした副業の選択肢は次のようなものです。

ヘルスケア関連の副業

介護士の経験を活かせる、看護助手、リハビリテーション助手、訪問介護などの副業が可能です。

教育・トレーニング

介護に関するトレーニングや教育プログラムの講師やインストラクターとして活動することで報酬を得る方法があります。

シニア向けのレクリエーション活動

高齢者向けのレクリエーション活動や趣味のクラスを個人で開催する方法があります。収入はもちろん、高い専門性を活かして高齢者の生活の質を向上させるサービスの提供が可能です。

ヘルスケアコンサルタント

健康や介護に関するアドバイスや情報提供を行うコンサルタントとして活動できます。

ヘルスケア関連のブログや情報発信

介護の知識や経験を活かしてブログやSNSなどで情報発信を行い、広告収入を得たり、仕事先を見つけることができます。

身体ケアの提供

マッサージセラピスト、リフレクソロジスト、ヨガインストラクターなど、身体ケアに関する副業があります。顧客が付けば将来的に独立も目指せます。

補助的な在宅サービス

介護を必要とする個人や家族に対して、日常生活のサポートや家事代行などのサービスを提供する副業もあります。

介護副業の注意点とスキルの磨き方

介護職員が副業をするときに確認しておくべき注意点とスキルの磨き方は、いくつかあります。それらを考慮した上で、どの副業にどのように取り組むかを選択して考えるようにしましょう。

勤務時間の調整

副業のスケジュールを本業の勤務時間と調整することは大切です。副業でも疲労やストレスが溜まってしまうため、スケジュール管理をしなければ本業に支障が出てしまいます。そうなると、副業を許可してくれた本業の事業所から副業NGが出てしまう可能性があるので注意しましょう。

法律や規制の確認

副業をする際には、雇用契約や労働法、会社の就業規則など、法律や規制を遵守することが重要です。 職場によっては副業が制限もしくは禁止されている場合もあるため、事前にきちんと確認しておきましょう。

副業との関連性

介護職員の本業と副業が相互に関連しており、利益相反の関係にある場合、副業NGが出やすいです。そのため自分が行おうとしている副業がそれに当たらないか確認しましょう。

健康保険と税金

副業によって収入が増える場合、健康保険や税金の支払いが必要です。そのため収入は確定申告等を行い、法律に基づいて支払いをしましょう。

キャリアの発展

副業は、自己成長とスキルアップを目的として活用しやすいです。そのため副業に取り組むことで、将来のキャリアに良い影響をもたらしてくれます。

まとめ

介護職員が副業を行う場合、時間の制約が多く疲労感の強い本業に加えて労働することになります。そのため副業に力を入れるあまり、本業に身が入らなかったり、仕事に穴をあけてしまうかもしれません。そうならないために、スケジュール管理をしっかり行い、本業と副業のバランスを上手く取らなければなりません。

とはいえ、副業は自身のキャリアアップに役立つものです。また副収入を得ることで、経済的ゆとりが生まれ、結果として精神的なゆとりにも繋がります。しかし副業の選択や副業のやり方が法律や職場の就業規則等に触れる場合もあるので、注意が必要です。正しくルールを守って、副業に取り組みましょう。

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